適応障害での休職日記(2021年8月)-目の前のことに一生懸命な1ヵ月でした
こんにちは。Jタランです。
IT企業で働く年収430万の平凡なサラリーマンが、経済的な自立(FI:Financial Independence)を目指した記録を残すブログを運営しています。
今回は、2021年6月より適応障害で休職しているJタランの状況を報告したいと思います。
8月からの復職を望んでいたが。。。
前回のブログでは「8月から復帰予定でしたが、拒否されたので延長することにしました」という内容でした。
7月中旬、復職したいという話を会社側に打診しましたが、拒否されてしまいました。
そこからまた、体調が悪くなり休職を延長することにしました。
8月は
休職当時の体調に逆戻り→趣味兼副業のバドミントンに逃避する→なんとか気持ちが落ち着く
と、この月も激動の月でした。
今回も時系列で、事の成り行きや気持ちを記していきます。
8月上旬:やる気が出ない自分を何とかしたいともがく
できることをやって、でも現状打破はしたくて、とにかく行動をしていました。
- IT系ということもあり、会社と関わりのあるPC作業が手につかない。
- 朝起きることができない。
- 外に出るのも億劫でジムにも行けない。
こんな状況でした。でもそんな自分に危機感を持ち、「何か行動しなければ」という強迫観念に囚われていました。
そこで休職期間に入って今までやってきたことのうち、今でもできることに集中して取り組むことにしました。Jタランの場合は下記の二つです。
- 副業であり、子どもや顧問の目もあるバドミントン
- 小銭稼ぎであり、母の目がある祖母の生前整理
共通点は「半強制される」ということです。
子どもや顧問の目があるバドミントン、母に起こして連れっていってもらえる生前整理、どちらも最終的な意思決定は自分です。しかし、その決定までの過程に他者が関わるという半強制力が働いています。
これは大事な要素だな、と改めて思いました。
また「転職活動の開始」という新しいことにも取り組み始めました。これは
- 会社に戻ってもまた同じことを繰り返しそうという不安。
- 転職という選択肢を用意しておくことで、上記の不安要素を軽減したい。
- 来年有給がゼロのため、転職したほうが有給がもらえる。
といったことが根底にありました。
転職活動の詳細は別記事にしますが、感想としては「自分の客観的な状況がわかってよかった」という一言に尽きます。
8月の上旬は色々模索していた状態でしたが、
- できることだけをやる(やりたくないことはやらない)
- 何か新しい行動をする
等とにかく行動してよかったな。と思っています。
8月中旬:休職期間9月末まで延長が決定するも。。。
8月中旬に産業医面談がありました。そこで休職は9月末まで1ヵ月延長されました。
しかしまた問題がごたごた起きました。正直「どうにでもなれ笑」という感じで、逆に気持ちが楽になりました笑
どうして気持ちが楽になったんでしょう?おそらく、諦めたんだと思います笑
元々会社の社内政治や態度、一部社員の言動に不満を募らせていました。
- 給与面や待遇面など入社前後で食い違う現実
- 上長に怒鳴られる先輩とそれを半笑いしている周りの人々
- 叱ることをよしとする教育体制
- 社内問題による社長・副社長の退任
等々挙げればきりがありません。そして休職してから3~4か月間、その点は顕著に表れてきました。
そして8月は下記2つの問題が発生しました。
1つ目は診断書等の送付書類を紛失されたことです。
これにはもう笑うしかありませんでした笑
2つ目は産業医の態度です。
休職期間9末まで延長のお願いをしたときに、産業医に理由を聞かれました。
理由を答えると「あ、そう」と冷たい反応でした笑
休職が無事延長されたことは純粋によかったなと思いました。
同時に、度重なる問題に「もういちいちイライラしてもしょうがないな」と思うようにもなりました。
youtubeだかTwitterだかで「相手の改善を期待するからイライラする。自分の捉え方を変える等、自分が変わるしかない」という話を見たのですが、本当にその通りだなと思いました。
「イライラしてもしょうがない。諦めよう。」と捉え方を変化させることがこの経験で学べたのでよかったな。と思いました。
8月下旬:10月より復帰することを決意
10月より復帰することを決意しました。
理由は主に下記になります。
- 8月中旬のことがきっかけで、精神的に安定してきた。
- 9月以降半強制的なイベントが減る。
- 諸々のことを考えると早く復職したほうがいい。
1.については先述の通りです。
諦めの境地に達してしまったのでもう動じることなく復帰できると思いました。
2.については半強制的なイベントが減ることでやることがなくなってしまうと感じたからです。
バドミントンや祖母の生前整理は夏休み終了に伴い、頻度が減っていきます。
勉強とか他にもやりたいことはたくさんあるのですが、それだけで自律するのは難しいとこの休職期間で感じました。24時間自分を律し続けるのは胆力が必要です。
Jタランは仕事を程々にセーブしながら会社に生活リズムを整えてもらいつつ、やりたいことをやるという生活にしようと判断しました。
3.については、金銭面と転職面から見て判断しています。
まず金銭面ですが、収入は0です。実際には傷病手当金が入るはずですが、3~4ヵ月遅れでまだ一回も入ってきていません。対し支出は
等総額で100,000円はかかってきます。特に医療費は
- 心療内科通院費:4,000
- 診断書等の費用:7,000
- 持病の通院費 :10,000
と持病は自分の都合もあるのですが、かなり高額です。
実家暮らしでこれなので、一人暮らしだったらと思うとぞっとします。
実際現金資産も減ってきています。これ以上の減額はきつく、逆に精神安定上よくないので働きます。
次に転職面についてですが、いろいろ相談した結果
- キャリアの空白期間(休職期間)をなるべく少なくするべき
- 復職していない状態での転職は不利
- 辞めるつもりでも復職してから転職活動したほうがいい
とのことでした。転職という可能性を残すためにも早めに復職すべきだなと感じました。
以上3点の理由から10月からの復職をすると決断しました!
今後の流れ
10月復帰に向けて準備をしていきます。
まずは早起きできるようにする。(就業時間前に起きる)
そして休職期間にやりたいこと30の中で、時間を取らないとできないことを優先してやっていく予定です!
また8月に転職活動をはじめエージェント面談を重ねてきましたが、いったんストップすることにしました。
10月に復帰して以降も、すぐに長時間労働やきつい仕事を押し付けてきたりはしないだろうと思います。
前述のとおり復職した後に転職活動したほうが良いとのことでしたので、9月はお休みし、10月から再開したいと思います。
休職期間にやりたいこと30について
6月の下旬に立てた、「休職期間にやりたいこと30」です。「大型の休暇をもらった」とプラスに捉えて今のうちにできることを実行していきます、という趣旨の企画でした。
ほとんどできていない。。。
しかし先月に引き続き(先月以上に)今月はできませんでした。。。
理由は主に2つあると考えています。
1つ目は「メンタル不調」です。
先述の通り復職拒否されたのち諸々もがいていたので、「休職期間にやりたいこと30」どころではなかったというのが正直なところです。
2つ目は「そもそも30個は多すぎるんじゃない?」ということです。
30個という数字は、やりたいことを書き出していったらたまたま30個になったというだけで意図はありませんでした。
しかしよくよく考えれば1日1タスクは重すぎるんですよね。タスクの区切りが「勉強」「旅行」といった1日では終わらないものばかりだったことも起因しています。
そもそも無謀な計画であり、達成できないことで「できなかった。。。」となってしまっていました。
「休職期間にやりたいこと15」に変更
よって9月は「休職期間にやりたいこと15」に変更します。
15にしたのは7月の実績からです。また、結果は松竹梅の3段階にし
梅:6割以上(9個以上)のクリア
竹:8割以上(12個以上)のクリア
松:10割(15個)のクリア
と設定します。これで最低限「梅」ができれば「できた!」となれますし、竹以上が達成できれば「頑張った!」と自信になりそうです。
この松竹梅の考え方は、朝活コミュニティ「朝キャリ」を運営する池田さんのZOOMウェビナーで知った考え方です。月1回無料でセミナーをやっているのでよかったら参加してみてはいかがでしょうか?
↓Peatixの朝キャリページ↓
↓朝キャリHP↓
やりたいこと15のタスク詳細
各種内容について以下で列挙していきます。
1.株の勉強
株の勉強では、ファンダメンタル・テクニカルの本を1冊ずつ読んだうえで、四季報などを用いて上場企業の分析ができるようになることが目的です。母が日本の優待株に興味を持ってしまったので(笑)損しないように分析できる力がほしいと思っています。
勉強する予定の書籍は下記の2冊です。
↓ファンダメンタル↓
↓テクニカル↓
上記2冊を元に実際に投資対象を分析してみようかな。と思っています。
2.読書
DMMBooksの電子書籍セールの際に買いだめした本を読んでいきたいと思っています。
目標は3冊!
3.ルーティン作成→朝活習慣化
社会人になってから「自分の時間がほとんどないな」と危機感を覚え、時間捻出のために習慣化したい思っていた朝活です。
現状は朝活をせずとも時間が捻出できているので不要です。
ただ朝活をした際に目覚めをよくしたいので、朝のルーティンなど定常タスクを書き出して意識して取り組むようにしたいと思います。
4.会計クイズ
大手町のランダムウォーカーさん( @OTE_WALK )が発信されている、会計クイズです。
株の勉強と重なるところがありますが、こちらを通して決算書を読めるようになりたいと思っています。
目標は有料会員登録→全セクションクリアです!
5.自動売買メンテナンス
Jタランの主な投資先はFXの手動トラリピです。また最近では仮想通貨の積み立ても行っています。こちらのメンテナンスをやろうと思います。
Jタラン的自動売買メンテナンスには3種類あります。
- 再注文漏れの確認(月1回作業)
- 利確幅の最適化(年1回作業)
- 証拠金計算
Jタランが運用している通貨ペア(11ペア)分と仮想通貨積立のメンテナンスを行います。
6.RPAツール作成
また、5のメンテナンス作業を毎回やるのもつらいので、メンテナンス作業を半自動化できないかな?と模索中です。
ITエンジニアでもありますので、FXの注文をRPA(Robotic Process Automation:
PC操作の自動化)を使って実現してみようと考えています。
完璧にはできなくても、何かとっかかりだけでもできれば。。。と思っています!
7.祖母生前整理
6月から行っている祖母の生前整理です。
最近はホームキーパー的な立ち位置になりつつありますが。。。笑
ただまだ、モノがあふれているのでガンガン捨てていきます。
9月は4回の参加を予定しています。
8.ブログ作成
ブログ執筆も習慣化していきたいなと思っています。
ひとまず9月は6記事を目標にしています。
9.断捨離
- ミニマリストになりたい
- 部屋の本棚が邪魔なので撤去したい
- 身軽になり、いつでも家を出れるようにしておきたい
こんな思いから断捨離をしたいです。
特に書籍を断捨離する予定です。あまりにも多いので。。。笑
ちなみにミニマリストの本は読んだ要点・感想・学びを下記のTweetにツリーにしておきました。気になる方は是非読んでほしいです。
kindle unlimited会員なら無料で読めます。
#朝活 #読書
— Jタランさん (@0430Ne_R) 2021年6月25日
「月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活」
■まずまとめ
・ミニマリズムとは今までの人生を一度リセットしてくれる、人生のチューニング手段
・手段であって、ゴールではない。
・モノを捨て、人間関係を整理することでポジティブに夢に取り組める
9月の目標は
- 押し入れの中の本を処分
- 本棚の中身を処分
の2点です。
10.データ整理
物理的なものの断捨離と並行して、デジタルデータについても断捨離したいと思います。
- 写真は必要なものだけ残す
- デスクトップに置いた大量のデータを整理する
- 不要なメールを削除する
- とりあえずクラウドに突っ込んだデータを整理する
等々です。
合わせてPCのフォルダ構造も再構成したいですね。わけわからないので・・・笑
11.家具の整理
大型家具の整理をします。主に下記の3点対応することが目標です。
- 2枚のモニター配置
- 本棚撤去
- エアコン掃除
12.ジム通い
8月はほとんど通えなかったので、9月は頑張って通いたいです。
月24回分通うことが目標です。
13.ランニング
9月になるとバドミントンが減り、運動頻度が減ってしまいます。またジムで筋トレしていますが、なかなか体重が落ちないため、有酸素運動の必要性を感じています。
なのでランニングを取り入れてみます。
月10回分走ることが目標です。
14.会社関連調査
復職後あたふたしないように下記について調査しておきたいと思っています。
- 復職後の出勤等について
- 復職後の収支について
- 今年来年の有給日数について
- 副業規定について
- 退職金について
15.10月以降のタスク
10月以降のやりたいことと転職活動をどう進めていくかについて、構想を練っておきたいと思います。
まとめ-諦めが肝心
8月でなんとか気持ちを前向きにすることができました。
10月から復帰できそうで自分としては安心しています。
この一か月で二つの重要なことを学びました。
1.半強制的なイベントに身を委ねると気持ちや生活が安定する。
これはバドミントンや祖母の生前整理の手伝いを通じて感じたものです。
何の制限もない全く自由な状態で、早起きし、一日勉強し、早寝する。そしてこれを何か月も継続する。自由な状態であえて自分で制限をかけて生活することはとても難しいと感じました。
FIREを目指しているJタランですが、完全FIREではなくパート等をしながらのセミリタイアの方が向いているかな?と気づかせてくれた、貴重な経験でした。
2.ストレスのかかるモノについて捉え方を変える。
特に「どうしようもないな笑」と諦めることが一つの解決策なのかなと思っています。
どうしようもないことに腹を立てるよりも、諦めてそこから逃げる方法を考える方が効率的で精神衛生上もよい。
こういった事実に気づかせてくれた会社にある意味感謝しています笑
来月の記事では復職決定を伝えられるように頑張っていきます!